社会恐怖症(KKK症状別リンク集)

社会恐怖症は会社や学校といった集団生活を送っていく中で感じる人間関係に伴う悩みです。
対人恐怖症と同義語だと考えても良いと思います。
同じ症状でも時代や学閥によって、その症状名が変わってくるものなのです。
このため、対人恐怖症と同じ症状でも、あがり症や社会恐怖、社会不安障害、社交不安症といったように色々な呼び方をされるものなのです。
このため、中には誤解してしまう人もいるのではないかと思います。
新しい症状名などが新聞やテレビといったマスコミで取り上げられたりすると、何か新しい病気が出てきたように錯覚してしまうことも多いと思います。
そして、最近は、精神科や神経科などの病院では薬物療法がメインで行なわれていますから、新しい病名を付けられると薬物療法をされても不自然な気がしなくなってしまう危険もあると思います。
つまり、もともとノイローゼとか神経症と言われていた症状でも、今は不安障害といった感じで、何か病気のようなイメージになってしまっているのです。
特に社会恐怖症などは今では社交不安障害といった呼び方をされていますが、これは、けっして脳や神経に障害があって起こる症状ではないのです。
単に、人から変に思われたらどうしようという不安に対する「とらわれ」が出来ている状態に過ぎないのです。
つまり、脳や神経には異常がないのです。
しかし、今は、脳内のドーパミンの量が多いとか少ないといった感じで物質的な異常があるという学説が主流になっているのです。
しかし、これはどうみても誤った方向に進んでいると感じます。
昭和の初期に神経症が脳病と言われていた時代に逆行していると言っても良いのではないかと思います。

 

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