不安神経症(KKK症状別リンク集)

不安神経症は現在、パニック障害と言われている症状の従来から呼ばれていた名称だと言って良いと思います。
インターネットのサイトの中には全般性不安障害と同義語のように解説されているところもありますが、これは不安神経症とは異なると思います。
つまり、全般性不安障害という場合は従来、普通神経症と言われていた症状になると思います。
ですから不安神経症の場合はパニック障害と同義語だと考えた方が良いと思います。
今は不安神経症、つまりパニック障害が脳機能障害として扱われるようになってきていますが、これは非常に危険なことだと感じています。
つまり、今は脳内のドーパミンの分泌量の異常が原因だとする学説が大手を振っていますが、これは最近、問題になった降圧剤の製薬会社(ノバルティスファーマ社)の論文データの捏造と同じ可能性が高いと思います。
つまり、ドーパミンの分泌量の異常が原因だとする学説を採用すれば、不安神経症の治療もSSRIなどの抗うつ薬を使うことが出来るようになるのです。
そして、森田療法や認知行動療法といった精神療法を行なわなくても薬物療法だけで済ませることが出来るために病院にとっても都合が良いということになるのです。
今は、こういう感じで、企業や業界の利益が第一優先になり、患者がないがしろにされている例が増えているように思います。
特に今の日本では、この傾向が強くなっているように感じます。

1) 医療法人 社団光洋会 市川光洋
不安神経症など神経症の症状の解説。

 

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