神経症の症状について。

<神経症の主な症状と薬に頼らない対応について>

下記のように、神経症の症状にはいろいろありますが、これらの原因および克服法は1つなのです。

つまり、神経症の原因である「とらわれ」を森田療法の学習をしていく中で治療していくことで充分克服していけるものなのです。

よく、「マイナスの感情態度のクセ」と言われますが、神経症は病気ではなく単なる考え方や行動のクセが根本的な原因になっているものなのです。

ですから、前のページでも書きましたが、森田療法の学習をしていく中で今までの誤った考え方や行動のクセを治していくことで、充分に症状の対応になると言えるのです。

1.人前で緊張し、赤面するために、人に迷惑をかけるのではないか、軽蔑されるのではないか、と悩むこと。
2.トイレに行っても、また、すぐに行きたいようになり、トイレに行けない状況にいるのが苦しいこと。
3.人前に出ると、緊張して苦しくなること。
4.人と会話する時に、相手の視線が気になり、目のやり場に困ったり、自分の視線が相手に不愉快な思いをさせていると感じること。
5.相手を正視出来ない、強いて見ようとすると、目に力が入ってきつくなり、相手に不快感を与えているように感じること。
6.表情がこわばり、顔がひきつって自然に笑えない、笑うとべそをかいたようになってしまうこと。
7.人前で唾を飲み込むと、その音が相手に伝わり不愉快にさせると感じること。
8.何をしても抜けがあるように感じてしまう、ガスの元栓を閉めたかどうか気になる、ポストに入れた手紙がちゃんと配達されたかどうか気になる。
9.何時も通る道順を通らないとなんだか悪いことが起こるような気がする。
10.仕事や勉強をしている時に、他のことが頭に浮かび、集中できない。
11.物がなくなった時、自分が盗んだと疑われるのではないかと心配になる。
12.人前で汗が出てしまい、これを人が変に思うと悩むもの。
13.人前で声が震えたり、手足が震えたりしてしまうと悩むもの。
14.エイズやガンなどにかかっているのではないかと悩むもの。
15.自分が人を傷つけたり、不正を働くのではないかと恐れるもの。
16.スーパーなどで万引きをするのではないかと恐れるもの。
17.自分の持ち物が放射能に汚染されたのではないかと恐れるもの。
18.口臭など自分が臭いのではないかと臭いの悩みを持っている。

 

トップページ   次ページへ