OCD(KKK症状別リンク集)

OCDは強迫性障害のことであり、小さな事が気になってしまう悩みです。
従来、強迫神経症と言われていた症状の新しい名称だと言っても良いと思います。
今の日本の精神医学界はアメリカの影響を強く受けていると思います。
そして、このために従来、神経症と言われていた症状もアメリカの精神医学会発行のDSM-IV(精神障害の診断と統計マニュアル)の中で不安障害に分類され、この中の1つとしてOCDが入っているのです。
しかし、OCDは元々強迫神経症と言われていたものであり強迫行為や強迫観念に対する「とらわれ」が出来た状態に過ぎないのです。
ですから、うつ病や統合失調症といった精神障害とは根本的に異なるのですが、今は、これらと同類に扱われているように感じます。
つまり、今は病院でOCDと診断されると、抗うつ薬や抗不安薬といった薬を飲む事で治療する方向になっていると思います。
しかし、これでは強迫行為や強迫観念に対する「とらわれ」が解消されることはないように思います。
なお、自閉症や、アスペルガー症候群、抜毛症、自傷行為、摂食障害、依存症などはOCDとは別に考えた方が良いと思います。

 

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