強迫性障害(KKK症状別リンク集)

強迫性障害はある1つの観念に「とらわれ」が出来ている悩みです。
従来、強迫神経症と言われていた症状ですが、最近は強迫性障害と呼ばれる事が多くなってきたように思います。
ドアの鍵を閉め忘れたのではないかと不安になり何度も家に戻ってしまうという形で現れたり、4とか9といった数字を極端に嫌がったり、何度手を洗っても汚れているように感じ手洗いを何十分も続けてしまうといった形で現れてくることが多いものです。
精神科や心療内科の病院にかかられている人の4~9%は強迫性障害だというデータもあるように、非常に良く見られる症状だと言って良いと思います。
なお、強迫性障害の原因は不完全感に引きずられて気分本位の行動を繰り返してしまうところにあると言って良いと思います。
つまり、この結果、不完全感に対する「とらわれ」が出来、症状が固着してしまうのだと思います。
しかし、今は精神科や心療内科に行くと強迫性障害の場合でも抗うつ薬や抗不安薬といった薬だけで治療しようとする傾向が強いと思います。
しかし、これでは、何年経っても症状は改善してこないと思います。
しかし、森田療法の考えに沿って目的本位の行動を積み重ねるようにしていくと少しずつ不完全感に対する「とらわれ」が薄れ、この結果、症状が改善してくるものなのです。

1) 強迫性障害の治療体験記
強迫性障害と闘病中の管理人が体験記を含め向き合い方や対処法を解説してます。

 

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