パニック症候群(KKK症状別リンク集)

パニック症候群は突然の動悸や吐き気などが起こる悩みです。
パニック障害や不安神経症と実質的には同じ症状になると思います。
このため、パニック症候群と言われても、何か新しい病気だと考える必要はないと思います。
最近は、心の悩みの症状名が色々と変わってきているために、中には、何か新しい病気が発見されたのではないかと誤解してしまう人もいるのではないかと思います。
しかし、人間の心の悩みは、100年とか200年という単位で、それほど簡単に変わるものではないと思います。
つまり、昔からあった心の悩みや症状が、新しい名称で呼ばれたり、分類されるようになったと考えた方が良いと思います。
パニック症候群の場合も、従来から不安神経症と言われていた症状に新しい名前がついただけだと考えて良いと思います。
また、今は精神分析学派とか、森田療法学派、認知行動療法学派といった専門とする精神療法が異なると、症状の呼び名も異なっているように感じます。
このため、悩んでいる当事者から見ると、ますます自分の症状のことが分かりづらくなっているのではないかと思います。

 

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