震え恐怖(KKK症状別リンク集)

震え恐怖は緊張から手や足の震えが起こる悩みです。
対人恐怖の症状として、もっとも多く見られる症状だと言っても良いのではないかと思います。
また、人前でサインをする時などに手が震えて文字を書けなくなってしまうという書痙も、大きな分類で言えば、この震え恐怖に入ると思います。
震え恐怖の場合は、人前で手や足が震えることで、周りの人から小心者だとか、変わり者だと思われるのではないかと考えていることが多いものなのです。
つまり、このように考え、手や足が震えることを、人から変に思われる異常なことだと考えているために、逆に、余計に震えの症状が起こりやすくなっているのです。
つまり、手や足の震えに対する「とらわれ」が出来た状態だと言って良いと思います。
ですから、森田療法の学習をしていく中で手や足の震えに対する「とらわれ」が薄れてくれば、これに比例して、少しずつ症状は改善してくるのだと思います。
しかし、今は手や足の震えのために病院に行ったりすると、本態性振戦とか、下手をすると、パーキンソン病と診断されてしまうこともあると思います。
そして、この結果、飲まなくても良い薬を飲まされ、かえって震えの症状を強くしている人も増えてきているように思います。

 

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