あがり症(KKK症状別リンク集)

あがり症は人間関係の悩みの中でももっとも多く見られる症状ではないかと思います。
特に会社など、職場で仕事をしている人にとっては、朝礼などで大勢の前で話をしなければならないという状況が出てくると思います。
そして、こういう状況になった時に、あがってしまい、思うように話せなくなってしまうという人も多いものなのです。
あがり症も対人恐怖症などと共に神経症に含まれる症状になりますが、今は、あがり症の場合でも精神科や心療内科の病院にいくと抗うつ薬などの薬を処方されると思います。
しかし、こういう薬を飲んで、一時的に不安や緊張が和らいだとしても、これでは根本的な改善にはならないと思います。
つまり、森田療法の学習をしていく中で人前での緊張や不安を「あるがまま」に受け止めることが出来るようになって、初めて根本的に治ってくるものなのです。
最近、「コミュ障」といった言葉がネットで使われているようですが、これも、あがり症と同じことだと考えて良いのではないかと思います。
「コミュ障」を発達障害の1つだと言っているようなサイトもありますが、こういうことではなく、神経症の「とらわれ」のために、単にコミュニケーションの場面において緊張や不安が強くなり、思うように話せなくなっているだけなのだと思います。

 

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