パニック障害(KKK症状別リンク集)

パニック障害は過呼吸や不安発作の症状が起こる悩みです。
従来、不安神経症と呼ばれていた症状ですが、1992年に世界保健機関(WHO)の国際疾病分類(ICD-10)によって独立した病名として登録されたという背景があります。
森田療法においてはパニック障害は「死の恐怖」に対する「とらわれ」から起こる症状だと考えていますが、最近は脳内のセロトニンという神経伝達物質の分泌量の異常が原因だと言われています。
しかし、この学説の元になるのは、たまたま、あるパニック障害の患者に、抗うつ薬を処方したところ症状が改善したというところから来ているのです。
つまり、抗うつ薬が効いたから脳内のセロトニンという神経伝達物質の分泌量の異常が原因に違いないという話なのです。
そして、これは統計的なデータに基づくものではなく、単に何例かのデータだけに基づく非常に信頼性の乏しいもののように思います。
しかし、今は、この学説が世界的に取り入れられ、この結果、SSRIといった抗うつ薬がパニック障害の場合にも用いられるようになっているのです。
しかし、これでは森田療法で言っている「死の恐怖」に対する「とらわれ」は改善されることはありませんから、何年もの間、抗うつ薬を飲み続けなければならないということになっているのです。
そして、これは製薬会社や病院にとっては都合が良い話ですが、悩んでいる当事者にとっては何の益もない話なのです。
しかし、今は、こういうことが色々な面で起こっているように感じます。

1) 森田療法で読むパニック障害: 紀伊國屋書店BookWeb
パニック障害の森田療法での治療について。

2) パニック障害を克服しよう!
パニック障害についての全般的な知識や、パニック障害の克服法・対策法など。

3) パニック障害克服への道
パニック障害を克服したい人たちのための総合情報サイトです。

 

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