ふるえ恐怖症(KKK症状別リンク集)

ふるえ恐怖症は人前で緊張し手などが震えてしまう悩みです。
こういう意味で書痙も、この症状に含まれると言って良いと思います。
書痙の場合は人前で文字を書く時に手が震えてしまうという悩みですが、震え恐怖症の場合は文字を書く時に限らず、コップを持つ手がふるえたり、人前でスピーチする時に原稿を持った手が震えてしまうといった形の症状も含まれます。
また、手に限らず頭とか足がふるえる場合も含まれます。
これは対人恐怖や社会不安障害の場合に良く見られる症状ですが、大勢の人前でスピーチする時などに足が震えてしまうと悩む人は多いものなのです。
また、人と一対一で話す時に顔とか頭が震えてしまうと悩む人も多いものです。
このように、ふるえ恐怖症の場合には体の色々な部分のふるえが起こるものなのです。
そして、これは大勢の人前とか、苦手な相手といった、自分にとって困難な状況に置かれた時に起きやすいものなのです。
ただ、今は、手などのふるえの症状のために病院に行くと、パーキンソン病と診断されてしまうことも増えているように思います。
純粋なパーキンソン病はそれほど発症率が高くないと思いますが、今は抗うつ薬の副作用から起こる薬剤性のパーキンソン病が増えているように思います。
また、本来、ふるえ恐怖症にも関わらず、パーキンソン病だと誤診されてしまうケースも増えているように感じます。
そして、パーキンソン病の薬を飲むと、今度は、この薬の副作用のために、ますますパーキンソン病の症状に似た症状が起こってしまうものなのです。 ですから、この点は注意した方が良いと思います。

 

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