強迫神経症(KKK症状別リンク集)

強迫神経症は、観念や行為に「とらわれ」が出来ている悩みです。
神経症の中でも、もっとも多く見られる症状だと言って良いのではないかと思います。
また、最近は強迫性障害という名前を目にすることが多くなりましたが、これは強迫神経症と全く同じことになります。
つまり、神経症が不安障害と呼ばれるようになったのと同じことなのです。
ですから、強迫性障害と言っても、別に新しい病気ということではありませんので誤解しないようにした方が良いと思います。
最近や強迫性障害に関わらず、コミュニケーション障害など、新しい病名が増えてきたために精神科や心療内科の先生方でも混乱している面があるのではないかと思います。
こういう新しい病名のほとんどはアメリカの精神医学会が決めた診断基準に基づくものだと思いますが、これが良いことなのかどうかは、少し疑問に感じるところがあります。
つまり、新しい病名にすることで、ますます薬物療法の妥当性を強くしているように感じるのです。

 

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